「異常事態」のクマ被害多発 複合的要因か エサの奪い合いで生息域拡大「特異行動」も
2025/10/20 (月曜日)
地域ニュース
NPO法人「日本ツキノワグマ研究所」理事長の米田一彦氏は被害拡大で「3つの原因」を指摘する。一つ目は、令和5(2023)年生まれのクマだ。「エサとなるドングリ類の豊作で多くの子が生まれた。2歳前後は活発で凶暴性もある」という。
次に今年、生まれた子グマと母グマの存在だ。米田氏は「昨年の豊作で今年も多くの子が生まれたが、親子はクマの『序列』としては弱い立場。人間界に近い区域に追いやられている」とみ
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