奥能登の建物は消えても「廃棄物」の瓦や材木が伝統継承の礎 回収続く一方、再建に課題も
2025/11/08 (土曜日)
地域ニュース
被害が甚大だった石川県珠洲(すず)市中心部。廃業した工務店の倉庫内には、解体された被災家屋から回収された巨大な古材が積み上げられていた。直径40センチ、長さ10メートルを超える立派な梁(はり)や、漆塗りの古材も。「今では入手が難しいような貴重なものばかり」と、NPO法人「ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)」(東京都)の原野泰典事務局長は話す。
VANの代表は世界的な建築家で世界文
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