住吉会幹部らに賠償命令 東京地裁判決、特殊詐欺被害で暴対法上の責任認定
2025/06/26 (木曜日)
地域ニュース
森健二裁判長は、特殊詐欺の首謀者は自身が暴力団組員だと詐欺グループのメンバーに明かし、住吉会の威力を利用して組織を統制していたと認定。住吉会の「特別相談役」や「総本部長」などの立場だった幹部らは暴力団対策法上の使用者に当たり、賠償責任を負うと判断した。
判決などによると、原告らは2020年3~4月、医療費などを還付するとの名目でATMを操作させられ、現金をだまし取られた。
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