公務員の過労死、首長の責任を問う初の住民訴訟 甲府・樋口市長に賠償金の負担を要求へ
2025/07/07 (月曜日)
地域ニュース
市職員の向山敦治さん=当時(42)=は2020年に自殺。市に賠償を命じた24年10月の地裁判決に基づき、市は損害賠償金と遅延損害金計約7180万円を支払った。
原告側は、市長が長時間労働を是正する義務を果たしていれば、死亡は防げたと指摘。原告側は今年4月、市に住民監査請求したが、6月に棄却された。原告側代理人の松丸正弁護士は「過労自殺予防のための重要な訴訟となる」と話した。
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