役に映る生きざま、上方歌舞伎再興へまっすぐ 追悼片岡我當さん 特別客員記者・亀岡典子
2025/08/08 (金曜日)
地域ニュース
歌舞伎の役どころには時に、演じる俳優の人となりが役のそれと重なり、ドラマを超えた深い味わいをもたらす。我當さんの舞台にはしばしばそんな奇跡の時間が訪れた。
平成22年、京都・南座の顔見世で上演された「沼津」。その日暮らしの老いた荷物持ち、平作(へいさく)が沼津の街道筋で出会ったのは、生き別れになっていた息子、十兵衛。だが、再会のときが今生の別れだった-。
我當さんの平作は出てきたときから、真っ
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