都議選全員落選の維新 吉村氏言及
2025/06/23 (月曜日)
総合ニュース
維新・吉村代表「我々の力不足」 東京都議選で全員落選、議席失う
2025年6月22日に投開票された第21回東京都議会議員選挙では、日本維新の会は東京都内42選挙区に6名の候補者を擁立しましたが、いずれも当選に至らず、都議会での議席を失いました(告示:2025年6月13日〈金〉、投票日:2025年6月22日〈日〉)。
都議選は127議席を争う小選挙区制のため、既存勢力の支持基盤が強固でした。日本維新の会は都市型若年層や無党派層への浸透を試みましたが、都民ファーストの会、自民党、立憲民主党などの大政党に支持を分散され、いずれも得票が定数に届きませんでした。
吉村洋文代表(大阪府知事)は23日に「小池都政が信任された結果。我々の力不足だった」と総括し、来夏の参議院選挙での巻き返しを誓いました。比例区での得票拡大や都内後援会の強化を進めつつ、「防災・減税・若者雇用」を柱とした政策をより明確に訴求する方針です。
日本維新の会は2011年の結成以来、大阪を拠点に勢力を拡大し、国政で衆院38議席を保持しています。都議選全敗の結果は「都市型改革政党」としての認知度や組織力の課題を浮き彫りにしました。今後は地方議会での実績構築を重ね、地方分権やデジタル行政、財政改革で成果を示すことで、2025年参院選や2029年都議選での再躍進を目指します。
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