限界だった連立 自民保守回帰の追い風に 編集局次長兼政治部長 酒井充
2025/10/10 (金曜日)
国内ニュース
自公政権は安定した政治を担い、安全保障関連法の成立といった成果も出してきた。一方で憲法改正への考えや、最近では公明が求める選択的夫婦別姓導入を巡り軋轢(あつれき)もあった。自公の選挙協力は政治の安定に資したが、公明票頼みの自民議員の地力は確実に落ちていった。「比例は公明に」と呼びかけられた自民支持者は苦痛だったのではないか。
それにしても別れ際がよくない。公明の斉藤鉄夫代表は連立離脱に関し「自民
コメント:0 件
まだコメントはありません。