川口の外国人犯罪「トルコ国籍比率ずば抜けている」クルド人に追跡された市議が議会で訴え
2025/06/14 (土曜日)
質問したのは自民党の奥富精一氏(51)。傍聴席には多くの市民が詰めかけ、中には市内で解体工事会社を実質経営するクルド人男性の姿もあった。
質問の冒頭、奥富氏は今月2日の事案について「法を犯す暴力的行為であり、議員の活動を阻害するもので、到底許容できるものではない」と前置きし、「川口特有の外国人問題では、いまだに苦慮している市民が大勢いる」と切り出した。
奥富氏は2年前の令和5年6月議会で可決さ
2025年6月2日、埼玉県川口市議会の定例会で、自民党市議の奥富精一氏(51)が一般質問を行おうとした際、傍聴席の一部市民がマイクに詰め寄り、大声でヤジを飛ばして発言を妨害する事件が発生しました。奥富氏は「法を犯す暴力的行為であり、議員の活動を阻害するもので、到底許容できるものではない」と強く非難し、川口市特有の外国人問題について再度市当局の対応強化を訴えました。公職選挙法や地方自治法において、議会での言論の自由と秩序がいかに保障されるべきかが改めて問われる事例となりました :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
当日の議会は定刻通り開会され、市民からの傍聴が多数ありました。質疑の冒頭、奥富氏が「川口市の外国人コミュニティに関する行政の課題」について質問を始めた直後、一部の傍聴者がマイクに詰め寄り、怒声で発言を遮断。市議会事務局が警察に通報し、会場内は一時騒然となりました。異議申し立てを試みた傍聴者は「市民の声を無視するな」と主張しましたが、議長の制止により退場処分が決定し、質疑は続きを許可されました。
川口市には1990年代初頭からトルコ国籍のクルド人が定住し始め、現在では約3千人が居住すると推定されています。彼らは主に解体工事や飲食業に従事し、仮放免者を含む難民申請中の人々も少なくありません。多文化共生政策が進められる一方で、言葉や生活習慣の違いから地域住民との摩擦も散見されます :contentReference[oaicite:1]{index=1}:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
2024年7月4日には、川口市立医療センター前でクルド人同士の親族間トラブルが拡大し、約100人が乱闘騒ぎを起こして救急受入れが停止する事態となりました。当該事件では殺人未遂や公務執行妨害の容疑で逮捕者が出たものの、いずれも不起訴処分となり、地元では「刑事処分が甘い」との不満が根強く残っています :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
地方自治法第132条は「市町村議会の議事は公開とする」と定め、議会の透明性を強調しています。また、刑法234条の「威力業務妨害罪」は、人の業務を妨害した者を処罰対象とします。今回の妨害行為は、公開された議会の秩序を乱し、議員の正当な質問という「業務」を妨げた点で違法性が高く、今後の法的手続きが注目されます。
川口市は2022年に「資材置き場の許可制条例」を施行し、解体業に伴う騒音や振動への苦情を受けた対策を講じてきました。また今年4月には市議会に特別委員会を設置し、外国人住民の生活実態把握や地域安全対策の強化を検討中です。しかし、一部住民は「多文化共生が形骸化し、危機管理が後手」と指摘しています :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
「命に関わる危険運転」「言語の違いによる逃走事件」など、外国人による迷惑行為への不安は市民の間で根強いものがあります。一方、当事者団体は「一部の行為を全体に拡大解釈しないでほしい」と反発し、両者の溝は深まる一方です。差別扇動やヘイトスピーチの防止を求める声も高まっており、情報公開と教育啓発の両面からの対策が求められています :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
静岡県浜松市では、南米日系人(主にブラジル人)が約2万5千人、全人口の3.2%を占め、市内74か国19,235人の外国人市民が暮らしています。多文化共生施策として、行政・教育委員会・NPOが連携し、言語教室や生活相談を提供。川口市と比べ、地域企業や自治会の協力体制が整っている点が特徴です :contentReference[oaicite:6]{index=6}。
川口市議会での発言妨害事件は、議会民主主義の根幹である「言論の自由」と「公開の原則」が一線を越えた事例です。背景にあるクルド人コミュニティやその他外国人住民との摩擦は、全国的な多文化共生の課題を象徴しています。行政・議会・市民・当事者団体が協力し、情報公開や対話の場を確保することで、地域社会全体の信頼回復と安心・安全の共存を実現することが急務です。
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