「生き証人」の記憶、最新技術で継承 シベリア抑留体験者絶えた舞鶴、高専生システム開発
2025/08/26 (火曜日)
地域ニュース
「(シベリア抑留で)つらかったことはありましたか」。画面に向かって問いかけると、現れた高齢男性が応じた。「仕事を圧迫される。食べることも十分なものをくれない。そんな生活がずっと続いた」
男性は舞鶴引揚記念館(舞鶴市)で長らく語り部活動に従事してきた安田重晴さん。身ぶり手ぶりを交えながら過酷な記憶をたどる。いずれも目を背けてならない抑留や引き揚げの史実だ。
安田さんは出征先の満州(現中国東北部)
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