「内地に帰還せよ!」14歳の南樺太学徒隊、最後の命令 誕生日が終戦の日に
2025/08/14 (木曜日)
国際ニュース
故郷の恵須取(えすとる)町はソ連との国境から約100キロ南にあり、アイヌ語で「岬の伸び出た部分」を意味する炭鉱の街だった。8人きょうだいの3番目。旧制中学校に通っていた13歳の時、学徒動員され、本土へと送る石炭の運搬に従事した。昭和20年8月11日、ソ連が侵攻してきた。臨時編成された陸軍の警備隊に組み入れられ、機銃掃射にさらされながら防空壕を掘った。
終戦の日の15日、14歳となった。だが敵の攻
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