米南部に「ハエ工場」建設 家畜保護のため、週3億匹を不妊にして野に放ち増殖抑制狙う
2025/06/19 (木曜日)
国際ニュース
ラセンウジバエは牛や羊の傷口に卵を産み、かえった幼虫が家畜を傷つけるため、畜産業者にとって頭の痛い存在。メキシコ南部で昨年確認され、米国はメキシコから生きた牛や馬の輸入を停止した。
雌は3週間の生涯で一度しか交尾しないため、不妊にした雄を放つ対策が以前から取られている。同様の工場は中米パナマにもある。
米国では1960年代に根絶宣言が出されていた。工場はメキシコ国境近くの米軍施設内に設置する。
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