TOKIOが解散発表
2025/06/25 (水曜日)
株式会社TOKIOが25日、公式サイトを更新し、同日付でグループを解散すると発表した。
2025年6月25日、株式会社TOKIOは公式サイトを通じて「城嶋茂、松岡昌宏、国分太一をメンバーとするグループ『TOKIO』は、本日をもって解散することにいたしました」と発表した。2018年5月の山口達也脱退、2021年3月の長瀬智也退所を経て3人体制となった後も活動を継続してきたが、城島が代表取締役社長を務める新会社設立や各メンバーの個人活動の充実を踏まえ、円満解散の決断に至ったという。(出典:ORICON NEWS)
TOKIOは1994年11月1日、「TOKIO」としてデビュー。城島茂、松岡昌宏、国分太一、山口達也、長瀬智也の5人編成でスタートし、バンド活動を軸にテレビバラエティ『鉄腕!DASH!!』やドラマ出演など、アイドルの枠を超えたアーティスト性を確立した。シングル「GO!」や「LOVE YOU ONLY」がヒットし、アルバムもオリコン上位にランクインした。(出典:Wikipedia)
2018年5月、山口達也の不祥事を受け4人体制へ移行。2019年には単独コンサートや『DASH島』シリーズを継続し信頼回復に努めた。2021年3月には長瀬智也が退所後、残る3人は4月1日に新会社「Tokio Co., Ltd.」を設立し、城島が社長に就任。グループの法人化を図り、安定経営と芸能活動の継続を両立させるモデルとして注目された。(出典:各社報道)
解散発表直前の6月20日、国分太一が日本テレビ『鉄腕!DASH!!』など複数の番組を無期限で休止すると報じられた。コンプライアンス問題が背景とされ、このタイミングでグループとしての総括と個人活動再編を決断したとみられる。(出典:STVニュース)
声明では「応援してくださったファン、関係者に心から感謝」「31年間続けられたのは皆様の支えがあったから」と感謝を表明。今後は「個々の活動を継続し、それぞれのフィールドで精進」とし、円満解散を強調した。(出典:TOKIO公式サイト)
SMAPは2016年12月31日に解散し、25年の歴史に幕を下ろした。V6は2021年11月1日に結成26周年で解散を迎え、嵐は2020年12月31日に活動休止、2026年春に正式解散予定が発表されている。いずれも長寿グループの解散であり、TOKIOの解散はこれらに続く転機となる。(出典:各社報道)
バンド活動主体のTOKIOはグループ解散後、個々の俳優業やMC、音楽制作など多彩なソロ活動に移行する。ファンコミュニティはグループとしての一体感から、各メンバーの個人活動への支援にシフトすることが予想される。
近年はデジタル配信とオンラインコンサートが普及し、成人アイドルの長期活動が支持される一方、個人事務所化や芸能法人による収益モデルが進展。TOKIOの法人化は先駆的事例とされ、解散後もブランド力を生かした展開が期待される。
城島は音楽制作やイベントプロデュースに注力し、松岡は俳優業と舞台演出への意欲を示す。国分は情報番組のキャスター業を継続し、企業プロジェクトへの関与が見込まれる。各メンバーのソロ活動がファンの注目を集めるだろう。
結成31年を迎え解散を発表したTOKIOは、SMAPやV6らと並ぶジャニーズ長寿グループの一つ。同時にグループと個人の最適解を模索した事例として、アイドル文化の新たな可能性と課題を示した。今後は個人としてのフィールドで築いた実績を糧に、新たな挑戦を続ける。
TOKIOが解散を発表https://t.co/tWDyZPHkAT pic.twitter.com/jkKWR9dabB
— 官報ブログ (@kanpo_blog) June 25, 2025
コメント:0 件
まだコメントはありません。