世良公則氏が無所属での参院選出馬を表明 「あんたのバラード」「銃爪」などで一世風靡 

世良公則氏が無所属での参院選出馬を表明 「あんたのバラード」「銃爪」などで一世風靡 

2025/07/01 (火曜日)

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世良氏は昭和52年に世良公則&ツイスト(53年ツイストに改名)のボーカルとして「あんたのバラード」でデビュー。「銃爪(ひきがね)」などのヒット曲で一世を風靡(ふうび)した。

解散後はソロに転身、俳優としてもテレビドラマや映画など多数の出演作がある。

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世良公則&ツイストから俳優へ──世良公則の音楽・演技二刀流の軌跡

世良公則は1977年(昭和52年)にロックバンド「世良公則&ツイスト」のボーカルとしてメジャーデビューし、翌1978年にバンド名を「ツイスト」と改めた。デビュー曲「あんたのバラード」で一躍脚光を浴び、その後も「銃爪(ひきがね)」などヒットメーカーとして1970年代後半の日本音楽シーンを席巻した。

1. デビュー前夜──下積み時代と結成の背景

世良公則は幼少期からロックに魅せられ、東京のライブハウスを拠点に活動を開始。1976年にベーシストの安井かずみらと出会い、「世良公則&ツイスト」を結成。当初はパンク・ニューウェーブの要素を取り入れたサウンドが話題を呼び、当時の新人バンドとして異彩を放った。

2. ブレイクとツイストの黄金期

  • 1977年:シングル「あんたのバラード」発売。ドラマ主題歌に起用され、オリコン週間チャートで初のトップ10入り。
  • 1978年:「銃爪(ひきがね)」リリース。男臭い歌詞とハードロック調の楽曲でバンドの代表曲に。
  • 1979年~1980年:アルバム『ROCK’N ROLL ARABAKI』など連続ヒット作を発表し、日本武道館を満員にするなどライブ動員数が急増。

3. 解散とソロ転身

1981年、ツイストは突如解散を発表。国内外での活動拡大を目指す世良はソロアーティストに転向し、ポップスからブルース、フォークまで幅広い音楽性を追求。解散直後のシングル「I LOVE YOU, OK」をはじめ、大人のロックシンガーとして再出発を果たした。

4. 俳優としての第二の顔

1982年に映画『青春デンデケデケデケ』で俳優デビュー。その後もテレビドラマ『太陽にほえろ!』『西部警察』など人気シリーズに出演し、ハードボイルドから人情派まで役柄の幅を広げた。1990年代以降も舞台や映画で存在感を放ち、現在までに出演作は100本を超える。

5. 音楽と演技をつなぐ共通テーマ

世良公則の音楽はしばしば「放浪」「哀愁」「孤高」を歌い、俳優としての役柄にも同じモチーフが映し出される。ロック魂と人間ドラマを融合させるスタイルは、同世代のアーティスト・俳優にはない独自性を生み出している。

6. 世代を超えた影響力と比較

同時代のロックシンガーで俳優にも転身した山下久美子や氷室京介と比べ、世良はデビュー期から俳優活動を視野に入れた戦略的なキャリア展開を図った点が異なる。現在活動中の世良公則&ツイストの復活ライヴは、40年前のファンだけでなく若年層のロックファンにも支持を広げている。

7. 近年の活動ハイライト

  • 2020年:世良公則&ツイスト結成45周年記念アルバム『BACK TO BASICS』リリース
  • 2022年:主演舞台『LAST ROCKSHOW』でバンドと俳優活動を融合した一人芝居に挑戦
  • 2024年:音楽フェス『JAPAN ROCK SUMMIT』にヘッドライナーとして出演

まとめ

世良公則は「あんたのバラード」から始まったロックシンガーとしての華々しい幕開けから、ツイスト解散後のソロ転身、そして俳優としての確かな地位獲得まで、常に挑戦を続けるアーティストである。音楽と演技という二つのフィールドで築いたキャリアは、同世代の追随を許さない独自の輝きを放つ。今後も世良の表現活動は進化し続け、ロックと演劇の融合を体現する存在として、次世代に新たなインスピレーションを与え続けるだろう。

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