北斗の拳18年ぶりアニメ 来年放送
2025/06/27 (金曜日)
エンタメニュース
北斗の拳18年ぶりアニメ 来年放送6/27(金) 11:23
『北斗の拳』18年ぶり新作アニメ来年放送 新スタッフ・キャストで7月に情報公開
武論尊(原作)・原哲夫(作画)の大ヒット漫画『北斗の拳』のアニメ新作シリーズが、2026年に放送されることが正式発表された。シリーズ開始以来初となる本格的なフルリメイクで、最新のアニメーション技術とともに完全新作スタッフ・キャストで制作される。詳細な制作体制や主要キャストは、7月のAnime Expo 2025で初公開される予定だ。
新作アニメは2026年に日本国内で放送開始。情報解禁第1弾として、2025年7月5日に米・ロサンゼルスにて開催されるAnime Expo 2025内のワーナー・ブラザース・ジャパン・パネルにて、ビジュアルやスタッフ・キャスト情報の一部が公開される。
『北斗の拳』のテレビアニメシリーズは、1984年から1988年にかけて東映動画(現・東映アニメーション)製作で全152話が放送され、剣風激しいポストアポカリプス描写と圧倒的なケンシロウの強さ描写で人気を博した。以降もOVAや劇場版、スピンオフなどが制作されたが、新作としては2008年の『ラオウ伝・殉愛の章』以来、実に18年ぶりとなる。最新技術を活用したリメイクは、40周年を迎えた原作へのリスペクトと、新規ファン獲得の両立を図る重要なプロジェクトだ。
発表によると、今回の新作は「オリジナルへの忠実さを最優先しつつ、現代の表現技法を融合する」ことが方針。監督・シリーズ構成・キャラクターデザイン・音楽など主要ポジションには、実績ある若手・中堅クリエイターが起用される見込みで、豪華な声優陣も順次解禁される予定だ。原哲夫氏は「原作の世界観を守りつつ、新たな感動を生み出してほしい」とエールを送っている。
パネルの開催日時は、7月5日(金)13:00–14:20(PDT)、会場はロサンゼルス・コンベンションセンターRoom 408AB。日本側からはワーナー・ブラザース・ジャパンのプロデューサーが登壇し、質疑応答も予定されている。
1983年から1988年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された原作は、累計発行部数1億部超の大ベストセラー。ケンシロウが「北斗神拳」の継承者として荒廃した世界を救う姿を描き、多数の流行語を生んだ。アニメ化後は国内外で高い人気を博し、80年代後半には欧米・アジアでも放送。ゲーム化や舞台化などメディアミックスも幅広く展開されている。
新作アニメでは、原作の人気エピソードをどのように再現し、どこまで網羅するかが最大の注目点。また、近年進化した3DCG・デジタル彩色・モーションキャプチャ技術がアクションシーンにどう活かされるかも見どころ。旧作ファン、そしてこれから作品に触れる新規視聴者双方の期待に応える仕上がりとなるだろう。
18年ぶりの本格新作アニメとなる『北斗の拳』。2026年放送開始に向け、7月のAnime Expo 2025でのキービジュアル&スタッフ・キャスト発表を皮切りに、続々と続報が解禁される見込みだ。荒廃した世界を舞台に「お前はもう死んでいる」の名セリフを再び体感できる日を、多くのファンが心待ちにしている。
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