俳優・岡田龍太郎 司法試験に合格
2025/06/08 (日曜日)
俳優・岡田龍太郎、司法試験に合格 久しぶりのSNS更新で衝撃報告 『仮面ライダーゼロワン』不破さん/仮面ライダーバルカン役で人気
俳優の岡田龍太郎(31)が2025年6月8日、自身のX(旧Twitter)およびInstagramを約3年8か月ぶりに更新し、「令和6年度司法試験に合格しました」と報告しました。平成生まれの若手俳優としては極めて異例の快挙であり、ネット上には驚きと祝福の声が相次いでいます。
岡田龍太郎は1993年12月27日生まれ、兵庫県出身。早稲田大学法学部を卒業後、2016年の第29回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで準グランプリを獲得し芸能界デビュー。2019年から2020年にかけて放送されたテレビ朝日系『仮面ライダーゼロワン』では、不破諫(仮面ライダーバルカン)役として人気を博しました。劇場版『ゼロワンOthers 仮面ライダーバルカン&バルキリー』では主演を務めるなど、刑事ドラマや舞台にも出演経験があります 。
日本の司法試験は、法科大学院修了生や予備試験合格者を対象に年1回実施され、令和6年度は受験者3,779人に対し最終合格者1,592人、合格率42.1%でした 。司法試験予備試験組の合格率は約92.8%と高い一方、法科大学院在学者の合格率は55.2%、修了者は22.7%にとどまり、難関として知られます。俳優業と並行して合格を目指すのは時間的・精神的負担が大きく、岡田の努力と勉学への集中力がうかがえます。
弁護士資格を持つ著名俳優としては、早稲田大学法学部卒で1990年代に司法試験合格後、俳優デビューした野本学二(ノモガクジ)がいますが、先に法曹界でキャリアを積んだ後の転身です。現役俳優が活動の合間に司法試験を突破した例はほぼ前例がなく、岡田の合格は“前代未聞”との声もあります。
『仮面ライダーゼロワン』は2019年9月から放送された「令和最初の1号ライダー」で、人工知能を搭載した“ヒューマギア”と人類の共存を描く近未来SFアクションです。不破諫/仮面ライダーバルカン役の岡田は、クールながら仲間思いのキャラクターで支持を集め、映画化作品でも主演を務めるなど多くのファンを獲得しました。こうした人気役者が法曹資格取得を目指した背景には、俳優という職業の将来設計や自己成長への強い意欲が感じられます。
岡田はXに「【ご報告】令和6年度司法試験に合格しました」とわずか一行で投稿。Instagramでは芽吹く植物の写真を添え、静かに喜びを表現しました。コメント欄には「ずっと頑張っていたのですね」「本当にすごい努力の成果だ」「俳優としても法曹としても応援します」といった祝福と驚きの声が殺到しました。
法曹界では、裁判官や検察官、弁護士として社会正義の実現に貢献できます。岡田は今後、エンターテインメントと法務の両面で活躍の場を広げる可能性があります。多忙な芸能活動と厳しい司法試験勉強を乗り越えた経験は、どちらの分野でも大きな強みとなるでしょう。
所属事務所によると、しばらくは法曹資格取得後の進路検討や準備に専念する見込みです。俳優としての活動再開時期は未定ですが、法廷ドラマでの実践的な演技提供や、弁護士役としてリアルな法知識を生かした出演オファーも期待されます。また、若手弁護士のロールモデルとして、法科大学院生や予備試験受験者にとっても大きな励みとなるでしょう。
仮面ライダーバルカンとして親しまれた岡田龍太郎が、俳優活動を継続しつつ司法試験に合格したニュースは、多くの人に驚きと勇気を与えました。難関試験突破に向けた並大抵でない努力と、芸能界で培った表現力・コミュニケーション力を生かし、新たに法曹界でも活躍する岡田の今後に注目が集まります。
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