妻夫木聡「夢だった」朝ドラ出演
2025/06/09 (月曜日)
妻夫木聡、「あんぱん」で朝ドラ初出演「ずっと夢だった」 今田美桜の躍進に「初めて見る顔」
2025年6月9日放送のNHK連続テレビ小説「あんぱん」第51回で、俳優・妻夫木聡(44)が朝ドラ初出演を果たし、「朝ドラに出るのはずっと夢だったので、本当に素直にうれしかったです」と喜びを語りました。ヒロイン・今田美桜(28)演じる朝田のぶの“戦友”として登場し、その貫禄ある佇まいが話題を集めています。のぶ役の今田には「初めて見る顔をずっとしている。本当にのぶとして生きているのだなと感じます」と絶賛し、彼女の躍進ぶりに目を細めています。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
「朝ドラ」はNHKの看板ドラマとして1961年4月にテレビ放送が始まり、以降、毎週月曜~土曜の午前8時から15分間放送されてきました。第1作「娘と私」はラジオ版を経てテレビ化され、以来100作以上を数え、女性主人公の成長を描くフォーマットは日本中の視聴者に愛されてきました。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
2025年前期の朝ドラ112作目となる「あんぱん」は、『アンパンマン』の作者・やなせたかし氏とその妻暢さんをモデルに、戦間期から戦後にかけての激動の時代を描くオリジナル脚本。脚本は中園ミホ氏が担当し、アニメの生みの親であるやなせ夫妻の絆と創作の軌跡を丁寧に紡いでいます。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
妻夫木聡は1998年に映画『ウォーターボーイズ』でデビュー以来、数多くの映画・ドラマで主演や助演を務め、2009年にはNHK大河ドラマ「天地人」で直江兼続役にも抜擢されるなど華々しいキャリアを築いてきました。しかし、これまで朝ドラへの出演は一度もなく、「27年かかって念願が叶った」と感慨もひとしおです。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
出演オファーの背景には、ラジオドラマ時代からの縁がありました。制作統括の倉崎憲チーフプロデューサーとは2013年のラジオドラマ「世界から猫が消えたなら」で共演。その後、ロサンゼルスで偶然再会し、「いつか連ドラで」との思いが31年越しに実現したというエピソードが明かされています。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
妻夫木が演じる八木信之介は小倉連隊に配属された上等兵で、主人公・柳井嵩(北村匠海)を厳しく指導しながらも陰で支える人物。詩や文学を愛し、軍隊の厳しさの中にも人間らしい温かさを持つキャラクターとして、「戦争パート」を支えるキーマンです。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
ヒロイン・朝田のぶを演じる今田美桜は、1997年3月5日福岡県生まれ。16歳でスカウトを受けモデルデビューし、2015年に映画『罪の余白』でスクリーン初登場。2018年のドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」で大ブレイクし、その後も「SUITS/スーツ」や「3年A組」など話題作に次々出演。朝ドラヒロインは自身初の大役であり、オーディションを勝ち抜いて選出されました。:contentReference[oaicite:6]{index=6}
現場での彼女に対し、妻夫木は「初めて見る顔をずっとしている」と、新鮮な演技への驚きを口に。ヒロインとして物語を牽引する表情の豊かさに、本格的な女優としての成長を確信しているようです。:contentReference[oaicite:7]{index=7}
朝ドラは放送後、主演女優が各種CMや映画、舞台誘致のオファーを受けるなどキャリアの飛躍の場として知られています。妻夫木の加入により視聴層の裾野も広がり、今田の評価もさらに高まることでしょう。クライマックスに向け、やなせモデルの夫妻と八木信之介がどのように主人公を支え、アニメ『アンパンマン』誕生へと結びつくのか、今後の展開が注目されます。
27年越しの夢をかなえた妻夫木聡の朝ドラ初出演と、ヒロイン・今田美桜の新たな表情は、「あんぱん」に新風を吹き込みました。NHKの歴史ある朝ドラ枠で築く新時代の物語が、視聴者にどのような感動を届けるのか、毎朝の放送から目が離せません。
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