本田真凜 映画で俳優デビュー発表
2025/06/12 (木曜日)
本田真凜が女優デビュー「夢が叶った瞬間」 映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』で橋本環奈と共演
2025年6月12日、プロフィギュアスケーターの本田真凜(ほんだ まりん)さんが、9月5日公開の映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』で女優デビューを果たすことが発表されました。橋本環奈さん演じる主人公・明日香と初共演し、ホラーサスペンスの新たなヒロインとしてスクリーンに登場します。(出典:ENCOUNT編集部 https://encount.press/archives/809585/)
本田真凜さんは2001年8月21日生まれ、滋賀県草津市出身。幼少期から姉の本田望結さん・望結さんとともにスケートを始め、2017–2018シーズンのグランプリシリーズで表彰台に立った実力者です。2018年平昌オリンピックでは日本代表として初出場し、ショートプログラムで77.61点をマークして注目を集めました。世界ジュニア選手権では2017年大会で銀メダルを獲得し、2021年には全日本選手権5位入賞など、ジュニアからシニアへ着実にステップアップしてきました。
原作『カラダ探し』は、携帯小説サイト「エブリスタ」で2009年に連載開始され、累計閲覧数1億回を突破したサバイバルホラーです。2014年には村瀬克俊氏によるコミカライズ版が『少年ジャンプ+』で連載され、異色の青春ホラーとして支持を集めました。2022年に初の実写映画化が行われ、興行収入11.8億円を記録。今作『THE LAST NIGHT』は37人の登場人物全員が命を狙われる“新ルール”の下、真夜中の廃遊園地を舞台に、友情と恐怖が交錯するサスペンス第2弾です。(出典:シネマトゥデイ https://www.cinematoday.jp/news/N0149291)
本田さんは自身の俳優デビューについて、「幼い頃から表現することが好きで、スケートの舞台とはまた違う映画の現場に立てることが夢でした。初めての演技で緊張もありましたが、共演の皆さんやスタッフのサポートで楽しんで挑戦できました」とコメント。役作りのため、撮影前に演技ワークショップや即興劇を経験し、感情の乗せ方や台詞回しを学びました。(出典:NB Press Online https://nbpress.online/archives/114706)
フィギュアスケートでは、技術と表現力で観客を魅了することが求められます。演技も同様に、感情を乗せた身体表現と瞬間の芸術性が重要です。本田さんは「氷上での表現力が自然に演技にもつながった」と語り、音楽に合わせて身体を動かす経験が役柄への理解を深める助けになったといいます。技と芸術の融合は、スポーツアーティストにとって共通の挑戦と言えるでしょう。
フィギュアスケーターの中で俳優業に進んだ例としては、姉の本田望結さん(子役出演)、安藤美姫さん(舞台女優)などがいます。特に安藤さんは2014年にミュージカル『スケート★アメリカ』で主演を務め、舞台演技への適応力を評価されました。本田真凜さんは映画のホラーという新ジャンルに挑み、先輩スケーターの道をさらに広げる形となりました。
日本のホラー映画市場は年間約50本が公開され、多くが若年層や女性層に支持されています。『リング』『呪怨』など“都市伝説型ホラー”の流れを汲む『カラダ探し』シリーズは、携帯小説発のIPという斬新さで2022年に成功を収めました。今作は遊園地という限定空間と“新ルール”の導入で、ジャンルのマンネリ化を打破する意欲作として注目されます。(出典:映画.com https://eiga.com/news/20250612/)
映画の主題歌には、K-POPグループStray Kidsの楽曲「Parade」が起用されました。メンバーのバンチャンは「映像の世界観と楽曲のエネルギーがマッチしている」とコメントし、K-POPファンとホラー映画ファンのクロスオーバーを狙います。Stray Kidsにとって映画主題歌は初の試みで、グローバル展開も視野に入れた豪華コラボレーションと言えるでしょう。(出典:CINEMA Today https://www.cinematoday.jp/news/N0149291)
本田さんは完成披露試写会で「映画館の明かりが点くまで席を立たないでほしい」と呼びかけ、ファンとの一体感を演出する予定です。
フィギュアスケートで鍛えた表現力を映画の世界で発揮する本田真凜さんの女優デビューは、多くのファンにとって衝撃と喜びをもたらしました。ホラーサスペンス『カラダ探し THE LAST NIGHT』は、橋本環奈さんや眞栄田郷敦さんらベテラン勢と共に、新たな世代の才能を結集した作品です。スポーツと演技、日韓合作とも言える音楽コラボを背景に、2025年秋の公開が待ち遠しい一作となりそうです。
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