アユ遡上数が6年で600倍の川 なぜ

アユ遡上数が6年で600倍の川 なぜ

2025/06/03 (火曜日)

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総合ニュース

アユの遡上数が6年で600倍に激増…なぜ? 釣り人は30分に5匹の釣果 漁協に聞いてみると… 鳥取県・日野川

「鳥取県西部を流れるここ日野川でも、アユ釣りが解禁されました。」

解禁初日となった6月1日、日野川には県内外から多くの釣り人が訪れました。
日野川では場所によって捕獲方法が区画分けされていて、こちらではアユの縄張り意識を利用して、おとりのアユに針をつけて釣る友釣りが行われていました。
こちらの釣り人は、釣りを始めて30分で5匹のアユを釣りあげました。

釣り人は
「人にあげたりとか、料亭におろしたりとか」

30分で5匹の釣果。
今年は、アユの豊漁が期待できるかもしれません。
というのも…

鳥取県栽培漁業センターによりますと、今年4月と5月の日野川でのアユの遡上数は300万匹を超え、過去10年で最も多い数字となりました。

遡上数は、2019年の5000匹に比べると、600倍と激増しています。
アユのくみ上げ放流を行っている漁協でも…

日野川水系漁業協同組合 森下尊士さん
「ここ20〜30年残っているデータの中では、過去2番目になるくみ上げ放流量が達成できました。」

また、サイズも例年より大きいといいます。
なぜこれほどまで遡上数が増えているのでしょうか。

日野川水系漁業協同組合 森下尊士さん
「日野川水系漁協の取り組みとして、アユが産卵する場所、産卵場の整備を人為的に行って、それらと海のエサ環境が合致して、大量の天然遡上に繋がったのではないかと思います。」

アユ釣りは、梅雨が明け水温が上がる7月と8月に本格的なシーズンを迎え、7月1日には投網漁も解禁になります。
漁期は9月25日までです。

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